WiMAXを契約するときに必ず出てくるのが「縛り」とか「違約金」って言葉。聞くだけで「ややこしそう」「高そう」と構えてしまいますよね。でも中身を知ってしまえば「なんだ、そういうことか」とスッキリします。ここでは難しい言葉を正式名称に置き換えながら、日付の例も出して説明していきます。
契約期間と最低利用期間(俗称:縛り)
契約期間って何?
簡単に言うと「この期間まではちゃんと使ってくださいね」というルールです。例えば「3年契約」を選んだら、契約した日から3年間がその期間。途中で解約できないわけじゃないけど、その場合は料金がかかります。
具体的なイメージ
もし2023年4月1日に契約して3年契約にしたら、2026年3月31日までが契約期間。この期間中に解約したら追加料金(=契約解除料)が発生します。カレンダーで区切るとわかりやすいです。
プランによって違う
会社によっては「2年契約」「3年契約」「縛りなしプラン」などがあります。縛りなしは好きなときにやめられるけど月額が高め。逆に縛りありは安いけどやめ時を間違えるとお金がかかる。短期利用なら縛りなし、長期利用なら縛りありの方がお得、という感じです。
契約解除料(俗称:違約金)
契約解除料とは?
契約期間の途中で解約するときにかかるペナルティ料金のこと。昔から「違約金」「解約金」って呼ばれてます。
公式サイトを確認しよう
解約時の費用はサービス種別やプラン、契約時期、各社の約款によって上限額・算定方法が異なります。携帯系の定期契約では上限額が定められているケースもありますが、WiMAX(MVNO各社含む)は提供条件やプランに依存します。最新の公式情報(約款・提供条件)をご確認ください。
解約事務手数料との違い
解約のときはもうひとつ「解約事務手数料」という費用もかかる場合があります。これは解約処理に必要な手数料で2,000〜3,000円くらい。つまり実際に支払うのは「契約解除料(上限や算定方法は各社約款・プランに依存)+解約事務手数料(2,000〜3,000円目安)」で、総額は契約解除料の有無・金額により変動します。
契約更新月(解約できるチャンス)
契約更新月とは?
契約期間が終わった翌月にやってくる「無料で解約できるチャンス」のことです。
例:2023年4月1日に3年契約を結んだ場合 → 契約更新月は2026年4月1日〜4月30日。この1か月間に解約すれば、違約金はゼロ。
更新月を逃すと…
2026年5月1日に解約してしまうと、新しい契約期間が自動でスタートしてしまい、また違約金が必要になります。「あと数日で無料だったのに!」と悔しい思いをしないように、更新月は必ずチェックしましょう。
解約事務手数料とは?
これは「解約の事務処理にかかる手数料」です。俗に「解約手数料」とも呼ばれますが、正式には「解約事務手数料」。
費用のイメージ
例えば2023年4月1日に契約して2025年6月に解約すると、
- 契約解除料:各社約款・プランに依存(0円〜月額料金相当など)
- 解約事務手数料:2,000〜3,000円
総額は契約解除料の有無・金額により変動します。
※契約解除料は各社約款・プランに依存(0円〜月額料金相当など)
まとめ
- 「縛り」=契約期間・最低利用期間(例:2023年4月1日~2026年3月31日)
- 「違約金」=契約解除料(上限・算定は各社約款・プランにより異なる)
- 「更新月」=契約が満了した翌月の1か月間(例:2026年4月1日~4月30日)
- 「解約手数料」=解約事務手数料(2,000円~3,000円くらいの別料金)
ポイントは「いつなら無料で解約できるのか」を把握しておくこと。更新月をうっかり逃さないようにするだけで、余計なお金を払わずに済みます。
この情報は【2025年08月20日】時点のものです。最新の情報は必ず公式サイトをご確認ください。