GMOとくとくBB WiMAXでは、外でも使える「モバイルWi-Fiルーター」と、自宅専用で安定性を重視した「ホームルーター」の2種類から端末を選べます。どちらも工事不要で使える点は共通ですが、利用シーンによって向き不向きが変わります。ここでは公式情報をもとに、それぞれの特徴を整理しました。
モバイルWi-Fiルーターの特徴
持ち運びやすさ
モバイルWi-Fiルーター(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01)はコンパクトでバッテリー内蔵。カフェや出張先でも使え、専用ドックを組み合わせれば自宅用としても安定した利用が可能です。
通信性能と接続台数
- 最大通信速度:下り最大3.5Gbps
- 同時接続台数:無線48台+有線1台(ドック利用時)
スマホやPCを複数台持つ人でも余裕をもって接続できます。
実測速度の傾向
5G接続時の平均実測値は下り約389Mbps。動画視聴やテレワークも快適にこなせる水準です。
ホームルーターの特徴
据え置き型で安定性重視
ホームルーター(HOME 5G L13)はコンセントに挿すだけで使える据え置き型。持ち運びはできませんが、自宅で家族や複数人が同時に使う環境に向いています。
通信性能と接続台数
- 最大通信速度:下り最大4.2Gbps
- 同時接続台数:無線32台+有線2台
モバイルWi-Fiより高速通信に対応し、家庭利用に適した設計です。
実測速度の傾向
平均実測値は下り約242Mbps(別調査では112Mbps程度という結果もあり)。利用環境によって差はあるものの、家庭用回線として十分な速度が出ます。
モバイルWi-Fiとホームルーターの比較表
項目 | モバイルWi-Fi(DOCK 5G 01) | ホームルーター(HOME 5G L13) |
---|---|---|
形状 | 小型・バッテリー内蔵 | 据え置き型・コンセント利用 |
最大通信速度 | 下り最大3.5Gbps | 下り最大4.2Gbps |
同時接続 | 無線48台+有線1台 | 無線32台+有線2台 |
持ち運び | ◎ 外出先でも利用可能 | × 自宅専用 |
利用シーン | 外出+自宅の両方で使いたい人 | 家族や複数人で安定利用したい人 |
まとめ
- モバイルWi-Fiルーターは、外でも家でも柔軟に使いたい人、一人暮らしや出張が多い人に向いています。
- ホームルーターは、自宅中心で安定した通信を求める人、家族で共有する人におすすめ。
つまり、「持ち運び重視ならモバイル、安定性重視ならホーム」。ライフスタイルに合わせて選ぶのがベストです。