1990年代、まだ「インターネットって何?」と聞かれることも多かった時代に、次々とプロバイダーが誕生しました。その中で、今も現役でサービスを進化させ続けているのが 株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI) です。ここでは、DTIの会社概要や主要サービス、とくに人気の「DTI光」「DTI SIM」「DTI WiMAX 2+」について見ていきます。
株式会社ドリーム・トレイン・インターネットの基本情報
設立の経緯と沿革
DTIは1995年10月に誕生。当初は三菱電機情報ネットワークの子会社としてスタートし、まさにインターネット黎明期から接続サービスを提供してきました。
1999年には三菱電機の完全子会社に、2000年には株式公開。その後の資本変遷を経て、2007年からはフリービット株式会社のグループに入り、現在は完全子会社として活動しています。
四半世紀以上のあいだ、時代の波を受け止めながら柔軟に形を変えてきた企業、と言えるでしょう。
本社所在地と企業基盤
本社は東京都渋谷区円山町。渋谷といえばIT企業がひしめくエリアで、まさにその一角に腰を据えています。資本金は約4億9,000万円、代表取締役社長は柴田巧氏。
資本の安定感と堅実な経営基盤があるからこそ、インターネットプロバイダーとして長年にわたり信頼を築いてこられたのでしょう。
親会社フリービットとの関係性
現在DTIはフリービット株式会社の100%子会社。フリービットはクラウドや通信インフラに強みを持つ企業で、その技術を背景にDTIはより幅広い、高品質なサービスを展開できています。
DTIが提供する主要なサービス
光回線サービス「DTI光」
「DTI光」は、自宅用の固定回線として高速かつ安定した通信を提供。料金体系がシンプルで、初めて光回線を導入する家庭にもわかりやすいのが特徴です。
リモートワークや動画配信、オンラインゲームまで幅広くカバーできるので、安心して使える回線を探している人には心強い存在です。
格安SIMサービス「DTI SIM」
スマホの通信費を抑えたい層に人気なのが「DTI SIM」。低価格ながら一定の品質があり、ライトユーザーや学生に特に支持されています。
データ専用プランから音声通話付きプランまで揃っていて、自分の使い方に合わせて柔軟に選べるのも魅力。
モバイル通信「DTI WiMAX 2+」
外出先でもサクサク使えるのが「DTI WiMAX 2+」。専用ルーターを使えば、自宅はもちろんカフェや出張先でも安定した通信が可能です。
例えば「賃貸だから光回線は引けない…」なんてときにも、このサービスなら不便を感じずに済みます。固定回線に縛られない自由度の高さが大きな武器です。
法人向けソリューションとDTIの強み
法人ブランド「MeX」
DTIは個人だけでなく、法人向けにも「MeX」というブランドでサービスを展開しています。ネットワーク構築やクラウド導入、セキュリティまで、コストと信頼性を両立したソリューションを提供。中小企業から大規模事業まで幅広くサポートしています。
長年の実績に基づく信頼
25年以上の歴史を持つプロバイダーは今では数少なく、数多の競合が姿を消した中で存続しているのは、利用者から支持され続けている証拠といえます。
フリービットとのシナジー効果
親会社フリービットの技術力を背景に、単なる接続サービスにとどまらず、IoTやクラウドなど新しい分野にも柔軟に対応できるのはDTIの大きな強みです。
まとめ:DTIは多彩な選択肢を持つ信頼のプロバイダー
株式会社ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は、光回線の「DTI光」、格安SIMの「DTI SIM」、モバイル通信「DTI WiMAX 2+」といった個人向けサービスに加え、法人ブランド「MeX」も展開しています。
1990年代からの長い歴史と、フリービットとの強力な連携があるからこそ、今もなお信頼され続けるプロバイダーであり続けています。
固定回線もモバイルもカバーできる「柔軟で頼れるプロバイダー」として、今後も多様なニーズに応えていく企業と言えるでしょう。